ドリブルに関して書きましょう。 前回「ドリブルとリズムと上手さの関係、上達法。一つ上の自分へ(2)[サッカー]」は、ガリンシャ選手のリズムに関して書きました。
ドリブルをしないから、自分には関係ない……と思っている人はいませんか? サッカー選手なら、皆必要な技術です。 ドリブル以外にも使えますよ。ドリブルのための技術というよりも、サッカーをするための技術と言った方がいいでしょう。
ガリンシャをガリンシャ選手に修正
完全に、続きを書くのを忘れていた……。 申し訳ない。
ガリンシャ選手のステップをおさらい。
ガリンシャをガリンシャ選手に修正
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※利き足を「利」、利き脚ではない脚を「軸」とする。 ん?もしかしたら、既に別の記事で書いたかもしれない……。
「利」「軸」「利」「軸」「利」「軸」「利」「軸」 これが普通の歩き方。 これの歩き方に、利き脚が使える回数を増やします。
※注意「利き脚が使える」ということは、利き脚でボールを触ることの出来る状態なので、軸足が地面についている状態です。
「利」「軸」「利」「軸」「軸」「利」「軸」「利」
青の部分を見ると、違いが分かると思います。 この軸足を追加することによって、相手選手が予想している方向とは逆を取りやすくなります。 左右交互に脚をつくのが普通です。 相手選手は次に動く方向を気にしています。 普通の歩き方に軸足を一つ入れることで、相手の予想と逆に動くことになります。
相手の動きを予想するとき、何を予想するか。 相手を止めるには、相手が動き出す瞬間と、相手が進む方向を考える必要があります。 ガリンシャ選手のように、軸足を一つ多く入れることによって、動き出す瞬間は読まれても、動き出す方向が逆になりますので、抜きやすくなると思います。
ガリンシャをガリンシャ選手に修正
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私がこれを使うのは、ドリブルのときと、ボールを蹴るとき(主にシュート)。 ドリブルに使うことに関しては、前の記事や、他の人も言っているので知っている人が多いと思いますが、シュートやパスにも使えますよ。
シュートの場合。 「ドリブルからシュートを撃つが、しっかりとボールをとらえることができずに威力が弱い」 「狙った場所にシュートが飛んでいかない」
このようなとき、狙った強さでボールが枠内に飛ばないのは、 ボールと蹴り足の距離が離れていることが原因です。 ※ここで注意。 ボールと軸足の距離が原因ではなく、ボールと蹴り足の距離と書いてあることに注目。
サッカー関係の本や、ネット上の意見を見ると、「軸足との距離」と書いてありますが、「蹴り足との距離」が重要です。
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周りからみると、あまり変わらないように見えますが、軸足との距離を重要視するのか、蹴り足との距離を重要視するのかでかなり違ってきます。
ブラジルの選手を見てると特に思うのですが、ブラジル代表(他の優勝経験国でもいいですよ)のようなプレーを目指すなら蹴り足を重要視するといいと思います。
ブラジル代表では分かりにくいので、ロナウド選手(ブラジル)をイメージするといいと思います。 メッシ選手や、田中達也選手も似たようなシュートシーンがあった気がするけど、ちょっと自信ない。
日本代表の試合で、右のインサイド(たぶん)でゴールに流し込むように決めた田中選手(たぶん)。 このシュートに関して、まぐれという意見もあれば、似たようなシュートを決めているからまぐれではないという意見、色々ありました。
軸足を意識することと、蹴り足を意識することの違いは何か分かりますか?
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○軸足を意識することを「軸足ルール」、蹴り足を意識することを「蹴り足ルール」とします。
「軸足ルール」だと、空中にあるボールを蹴る場合、どうします? 今まで使ってきた「軸足ルール」が使えませんよね? オーバーヘッドキックだと分かりやすいでしょう。 軸足は空中です。軸足基準じゃ難しい。 オーバーヘッドキックのように軸足が地面から離れるものでなく、ボレーシュートでも 「軸足ルール」だと難しい場面があります。 「軸足ルール」が得意なのはフリーキックのような、ボールが止まっていて軸足とボールの距離が測れる場面。
そのため、空中のボールや、動くボール(今回はドリブルからのシュート)は苦手です。
では、「蹴り足ルール」はどうなのか?
蹴り足を中心に考えますので、空中だろうが地面の上だろうが関係ありません。 そこにボールと蹴り足があれば、問題ない。 この「蹴り足ルール」が素晴らしいところは蹴り足の部分を頭等、他の身体の部分に置き換えることが出来るということ。
空中のボールを蹴り足で蹴るのもいいし、頭でシュートを撃つのも自由。 「蹴り足ルール」というのは、ボールを中心に考える方法です。 蹴り足を意識するとは、蹴り足をどのように動かすか。 蹴り足の動かし方は、ボールを蹴ることを考える。 ボールを蹴るためには、ボールの位置を考える。
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軸足ルールもボールの位置を考えるのですが、ボールの位置よりも、軸足を置く位置を優先して考える。 蹴り足ルールは、蹴り足の通る位置=ボールの位置を考える。
「軸足ルール」でも問題はありませんが、全ての状況で使える「蹴り足ルール」を私はおすすめします。 バランスを崩しながらのシュートとかでも、蹴り足を中心に考えて蹴るとボールを狙った場所に蹴りやすいですよ。
いつの試合だったか忘れましたが、長谷部選手の走りこみながらのシュートも良いボールを蹴っていましたね。 シュートは入らなかったのですが、「シュートを撃とう」という気持ちが伝わるシュートでした。
↑昔の記事を調べたらヨルダン戦かな。ヨルダン戦の後半17分ごろだと思います。
ドリブルとリズムと上手さの関係、上達法。一つ上の自分へ(1)[サッカー]
ドリブルとリズムと上手さの関係、上達法。一つ上の自分へ(2)[サッカー]もどうぞ。
この記事を2013年1月3日に投稿。 下書きのまま、熟成されてましたね…… この記事の日付にも注目して欲しい
※投稿した記事が上に来ないため、日時設定を変更。 日時「2011年01月07日19時45分」を「2013年01月05日06時35分」に変更
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この記事は2013-01-05 06:35:00にサッカーボールと釣り針で公開されたものをここに移動したものです。
保管日(移動日)は2019-08-01
サッカーボールと釣り針(元記事)での公開日 2013-01-05 06:35:00
カテゴリ サッカー
保管庫での公開日 2019-08-01
コメント
なし
気楽にサッカーを始めよう。
身近なものでサッカーを。
Author:tomu
サッカーを一緒に楽しみましょう。
サッカーをこれから始めたい人や始めたばかりの人を対象にしたブログ。
サッカーを始めるのって、結構難しい。特に帰宅部だった人とかね。一緒に帰宅部とサッカー部の間にある壁を乗り越えましょう。
他の部活をしていた人も歓迎。
小さいころサッカーをしたことの無い方や、これから始める人向けに書いています。私と一緒に上達しませんか。新聞紙で作ったボールでサッカーを始めよう。
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