ドリブル突破、ドリブル上達法、練習法

ドリブルを仕掛けるときに、ボールが思ったより大きく動きすぎたり、思ったより動かなかったり。そんな感じで止められたり失敗したりしているのを見ます。

ドリブルが上達するにはどうすればいいのか？そりゃあ、ドリブルの練習をすることですよって、これでは答えになっていない。

世の中便利になったもので、クーラーの効いている室内でサッカーの練習を見ることが出来ます。ジュースを飲みながら小学生のサッカー練習を覗く。練習風景をインターネットの動画投稿サイトにあげているサッカーチームが結構あります。個人練習もありますよね。

他の人の練習を見て、なるほど、このような練習をさせられるのかと思ってみたり。自分の好きな時間に見れるということが素晴らしい。

サッカーのドリブル練習を見てみると不思議なことに、ある共通点があります。それはブレーキの練習が無いこと。

ボールを一定方向に更に速く動かすことをアクセルとしましょう。一定方向に動いているボールの速度を遅くすることをブレーキとします。動画を見てみるとアクセルの練習はあるがブレーキの練習がない。ドリブルの動画を見ているとブレキーが無いドリブルが多い。

更に早く、を更に速くに修正。

ドリブルの練習法でよくサイトやサッカー本に書いてあるのが、ボールを大きく蹴り過ぎないようにボールを蹴る力を調整するというもの。この方法はアクセルで車をコントロールするようなもので、アクセルを離してもすぐに止まれないぐらいボールが動いている場合、即失敗になります。そのため、ゆっくりとしたドリブルになるでしょう。

速いドリブルをする場合、一度速度が出すぎると駄目になるという非常に難しいドリブルの仕方になります。アクセルを踏むか踏まないかで速度を調整するドリブルは、速度の急激な変化をつけにくいため、抜くのが困難になります。

ではどうするか？簡単です。ブレーキをつければ良い。ブレーキの付いていない車に乗りたいですか？ブレーキの効かない車で速度を出せますか？私は恐ろしくて出来ません。

長い下り坂でブレーキが効かなくなり、何かにぶつかったり、曲がりきれずに崖の下に転落する死亡事故が起こるのが、休みが取れ実家に帰るころ。お盆とか連休とか。このようなニュースをよく聞きませんか？事故にあった家庭は実家から帰る途中でしたとかね。

ブレーキが効かない車で速度を出すと人間は死にます。サッカーでも同じです。ブレーキが効かないドリブルで速度を出すとボールが死にます（相手に取られる）。

あなたのドリブルにブレーキは付いていますか？もし、ブレーキが付いていないなら、すぐに付けてください。ブレーキが付いているドリブルなら思いっきりボールを蹴りだしても調整が出来るため取られることが少なくなります。

今までのように、速さでぶっちぎるというだけではなく、速度の急激な変化で相手を抜けるようになりますよ。そのため、足が特別速くなくても問題ありません。ブレーキが付いていると全てのドリブルの能力が上がります。あなたが使える最高速度も、細かいドリブル、シザースも、全て今以上になります。

ブレーキをつけ、思いっきりボールを蹴れる喜びと、全ての方向にドリブルできる楽しさをあなたに知ってもらいたい。これは私個人の意見ですが、リフティングをしているヒマがあったらドリブルの練習をしましょう。自分の思い通りにドリブルができたら凄く楽しいです。あなたにも、ドリブルの楽しさを伝えられたなら嬉しいです。

この記事は2010-08-21 19:00:17にサッカーボールと釣り針で公開されたものをここに移動したものです。
保管日（移動日）は2019-08-01

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サッカーボールと釣り針（元記事）での公開日 2010-08-21 19:00:17
カテゴリサッカー
保管庫での公開日 2019-08-01

なし

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Author:tomu
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