攻撃が足りませんでしたね。
「シュートでもいいのでは」と思う場面もありましたが、味方へのパス。
シュートでも良さそうな場面でも、パスが何度かあったので、何か新しいものを得ようとしているのでしょう。
上手になりたいなら、「もっと練習しよう」という人は多いと思います。
「練習するな」という意見は目立たない。
日本代表が更に上に行くためには、攻撃を更によくする必要がある。
相手より多く点を取れば勝てるサッカー。
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勝つためには、攻撃を増やす必要がある。
攻撃があれば、守備は必要ない。
他の人の意見に、「攻撃と守備のバランスが大切だ」というのがある。
「攻撃と守備のバランスが大切」も「攻撃があれば守備は必要ない」も同じような意味だと思う。
私の考えは、「攻撃があれば、守備は必要ない」
いや、守備も大切だと主張される前に、攻撃について説明しよう。
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サッカーの攻撃には、2種類しかない。
一つは、自分がボールを持っているときの攻撃。
もう一つは、自分がボールを持っていないときの攻撃。
サッカーでは、自分がボールを持っていない時間の方が長いと言われている。 ボールを持っていないときの動きについて、何か聞くこともあると思う。 「オフザボールの動き」と表現するようだ。
時間の方が多い、を時間の方が長いに修正。
自分がボールを持っていないときも、ボールを貰ったときに、より有利になるように準備をしようといわれる。 この考えは結構面白い。
「ボールを貰ったときに、より有利になるように準備をすること」 これは、攻撃だ。 自分がボールを持っていないのに、攻撃。
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では、次の場面はどうだろうか。
相手チームがボールを持っている。 相手チームからボールを貰う(奪う)とき、より有利になる位置を心がける。
相手チームからボールを奪うのも、攻撃ではないだろうか。
サッカーの攻撃には、2種類しかないと書いた。 一つは、自分がボールを持っているときの攻撃。 もう一つは、自分がボールを持っていないときの攻撃。
「自分がボールを持っていないとき」を誰がボールを持っているかで分けると、3種類ある。
(A)自分のチームが、ボールを持っているとき。
(B)相手のチームが、ボールを持っているとき。
(C)どちらのボールともいえないとき。(例、空中にあるボール)
自分がボールを持っているときは、攻撃である。 これに反対する人はいないはず。
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次に、自分のチームがボールを持っているときも攻撃だ。 上の(A)に当てはまる。 これも、攻撃であると分かるだろう。
ここからが重要。 相手チームがボールを持っているとき。 これは攻撃か、それとも守備か。 上の(B)に当てはまる。
これは実は攻撃だ。
「攻撃の終わりはシュート」
「攻撃の始まりはボールを手に入れること」
攻撃の始まりが、なぜボールを手に入れることなのか。 それは終わりを考えてみると分かる。 攻撃の終わりはシュートを撃ち、点をとること。
「シュートを撃つにはどうすればいいか」 答えは、「ボールを手に入れる」 ボールを手に入れる方法には2種類ある。
味方から貰うか、相手チームから貰うか。
シュートを撃つための準備(オフザボール)を攻撃とするなら、相手チームからボールを奪うことも、攻撃と言えるだろう。
相手ボールのときに、2種類の対応がある。 一つは、積極的に相手からボールを奪いに行く。 もう一つは、相手が失敗をして、自分達のボールになるのを待つ。
相手ボールのとき、相手が失敗するのを待つ方法は危険だ。 相手が失敗をする前に、点を取られたら意味がない。
「失敗やミスは、するものではなく、させるもの」
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ボールを持っている相手に近付いて精神的に圧力をかける。 これは立派な攻撃だ。
タイトルにある「攻撃が足りないウルグアイ戦」の意味が伝わったと思う。
そして、もう一つの大事なこと。 「攻撃があれば、守備は必要ない」の意味も伝わったでしょうか。
相手ボールのとき、相手から奪いに行くのは攻撃。
相手が勝手に失敗するのを何もせず待つのが守備。
攻撃の範囲が広がると、相手からボールを奪いに行くのも楽しくなるよね。
「攻撃があれば守備は必要ない」の「守備」とは、消極的なプレーのこと。
何だ、言葉の意味が違うだけじゃないか、って思うかもしれない。
でも、この表現の仕方には意味がある。 言葉の意味が変わると良いこともある。 それは、今まで遠慮して攻撃に参加できなかった選手も、積極的に攻撃に参加しやすくなること。 守備の選手が相手からボールを奪ったら、どうなるか?
自動的に攻撃の中心になっちゃうよね。
ここで書いた、「相手からボールを奪う攻撃」は、 「実は初心者の方が経験者より有利」になる。
なぜかというと、経験者は今までの経験で、相手がボールを奪いに来ないと、勝手に思い込んでるからね。 相手のパスをカットするのに、サッカー経験は関係ない。
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パスをカットするのに必要なのは、走れること。 サッカー初心者でも、走れるでしょ。
だから、サッカーを始めたばかりの人でも、経験者チームからボールを奪える。 私も、サッカーを始めて数ヶ月でパスをカットできました。 相手チームのパスを取れたのは、相手が「パスは奪いに行かないもの」と考えているのに気付いたから。
走ることは出来ても、トラップが出来なかったから、ボールは遠くまで飛んでいったけどね。 練習試合で、キーパーと一対一で点を取ったのがサッカーを始めて半年ぐらい。 このとき、点を取れたのも、自分がサッカー初心者だったから。
経験者が「プロの選手がキーパーと一対一でアウトサイドで蹴って凄かった」といったのを聞いていたから。 アウトサイドでアウトサイド側(右足なら右、左足なら左)に蹴ればいいらしいと思った。 同じ状況になったら、経験者が話していたとおり、キーパーはインサイド側に飛んで、ボールはゴールに。
キーパーは、「経験ではインサイド側に蹴る方が多かったから、インサイドに飛んだけど駄目だった」といっていた。
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キーパーとの一対一のように、サッカー経験が、邪魔になることもある。 ここではパスを取りに来ないとか、このタイミングではシュートを撃たないとかね。 ここがサッカー経験者の弱点になる。 そして、サッカー日本代表の弱点になる可能性が高い。
シュートでは、サッカーが上手いほど、初心者に負けてしまう。 サッカーは不思議だね。
上の方に、相手チームのパスをカットできたと書いた。 なぜ少し時間がかかったかというと、自分が初心者だから手抜きをしているのでは、あれ馬鹿にされてる?と思ったから。
手抜きでも馬鹿にしているわけでもなかった。 経験者は、そう習ったようだ。
これが「経験者の型」になっているのだと思う。 この「経験者の型」が「経験者のパターン」になる。 このパターンをしれば、初心者でも十分戦える。
ゲームが好きな人は、敵の攻撃パターンが決まっていると聞くと、伝わりやすいと思う。
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ゲームは人が作った。 サッカーも人がやるもの。 その中には、当然同じパターンが存在する。
サッカー経験者だからといって、油断するのはいけない。
サッカーを始めたとき、サッカーの本をたくさん読んだ。 大学の図書館から近所の本屋、ちょっと遠くの本屋、インターネット上のサッカー解説サイトまで。
説明を読むと、だいたい同じようなことが書いてある。 「傾向」と言う方がいいのかな。
多くの本に共通しているのが、「アウトサイド」を大切に扱っていないこと。 サッカーの教科書に「アウトサイド」が載っていないと、シュートでアウトサイドを使う発想は生まれにくいかもしれない。
教科書に載っていなければ、教える側も扱わないだろう。 日本代表が更に上に行くには、「アウトサイドキック」も必要になってくると思う。 「アウトサイド」を、もう少し大事にしてもいいはず。
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この記事は2013-08-24 21:30:00にサッカーボールと釣り針で公開されたものをここに移動したものです。
保管日(移動日)は2019-08-01
サッカーボールと釣り針(元記事)での公開日 2013-08-24 21:30:00
カテゴリ サッカー
保管庫での公開日 2019-08-01
コメント
なし
気楽にサッカーを始めよう。
身近なものでサッカーを。
Author:tomu
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