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両足使えた方がいいか、それとも利き足優先か。日本人選手とトップ選手の違い


明日、オランダ戦。

日本代表の試合を楽しみにしています。

オランダの試合を見たときに、結構人が動くのだなという印象を持ちました。

一つの生き物みたいにオレンジ色が動く。

テレビで見ていて、不思議な感覚になりました。

オランダ対デンマーク戦だったと思います。

何かゲームを見ているみたいでした。

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前回の日本代表の試合の後、各国の得点シーンのボールの動きと人の向きに注目しています。

サッカー関係の本やサイトには、右でも左でも(右足と左足)蹴れるようにしようとよく書いてあります。

私は、違うと思っています。

右と左(両足)で蹴れることは大切ではない。

右と左に蹴れることが大切なのだと。

「右と左で蹴れること」と「右と左に蹴れること」の違いって伝わりますか。

●「右と左で蹴ること」とは両足で蹴れるようになること。

●「右と左に蹴れること」は一つの足で右にも左にも蹴れること。

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私は両足で蹴れることは重要ではないと思っています。

利き足を完璧にして、時間が余っているならば逆の足も練習すると良いという考えです。

日本代表と世界のトップ選手の違い。

世界のトップ選手の得点のシーンにあって、日本人選手の得点シーンに少ないもの。

それは、右にも左にも蹴る、または蹴ろうとすること。

サッカーの入門講座のようなサイトで、両足で蹴れるようにしようというものがあります。

よく考えてみると両足で蹴れていません。

日本でよく言われる「両足を使えるように」とはインサイド(インステップも)キックを両足でできるようにということ。

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ここで考えてみましょう。

(1)右足のインサイドキックでは、真っ直ぐから左側(軸足側)に蹴りやすい。

(2)左足のインサイドキックは、真っ直ぐから右側(軸足側)に蹴りやすい。

ここで、(1)と(2)の表現を変え、一つの文章で表してみます。

●インサイドキックでは、真っ直ぐから軸足側に蹴りやすく、蹴り足側に蹴りにくい。

上の図を見てもらえると伝わりやすいのではないでしょうか。

右足は右側にボールを動かす(蹴る)のが、左足では左側にボールを動かす(蹴る)のが苦手ではありませんか。

ドリブルのときも、あまりアウト側にボールが運べないのではないでしょうか。

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よくある、両足の練習内容を見ると、両足でインサイド、インステップの練習というものが私が見た中では多かったです。

右足でインステップキック、インサイドキックをする場合を見てみます。

(3)右足のインステップキックは真っ直ぐ、インサイドキックは真っ直ぐと左側に。

(4)左足のインステップキックは真っ直ぐ、インサイドキックは真っ直ぐと右側に。

何か気が付きましたか。

得点シーンのように、一瞬で決めないといけない場面で、自分から見て右側に蹴らないといけないとしましょう。

ここではインサイドキックで考えます。

右側に蹴れるのはどちらの足のインサイドキックでしょうか。

少し上の(4)より、右側に蹴れるのは左足とありますね。

では、左足で蹴りましょうか。左足で蹴れたらいいですね。

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もし、左足で蹴るにはもう一歩進まなければならない場合はどうでしょうか。

左足でボールを蹴るころには相手の足がシュートを防いでいることでしょう。

次に、左側に蹴らないといけない場面を考えましょう。

ここでもインサイドキックで考えます。

左側に蹴るにはどちらの足が蹴りやすいか。

少し上の(3)より、右足で蹴るとよさそうですね。

先ほどと同じように、すぐに右足で蹴ることができれば問題ありません。

しかし、右足で蹴るためにもう一歩必要な場合は蹴るころには相手に防がれてしまいますね。

これらが、シュートで終われない、シュートを撃てない原因の一つだと私は考えています。

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両足が使えるようにということがインサイドキックとインステップキックを使えるようにというならば、意味がありません。

両足を練習する前に、利き足のインサイドキック、インステップキック、アウトサイドキックを練習すべきでしょう。

右足でボールを蹴る場合、インサイドキックで左、インステップキックで真ん中、アウトサイドキックで右に。

左足なら、インサイドキックで右、インステップキックで真ん中、アウトサイドキックで左に。

インサイド、インステップ、アウトサイドが使えれば、左、真ん中、右と全ての場所を狙えます。

あなたはどうですか。全ての方向を狙えますか。

全ての方向を狙えるということは、全ての方向にボールを動かせるということ。

全ての方向にボールを動かせるということは、全てのチャンスでシュートを狙え、全ての方向にドリブルできるということ。

あなたの利き足で、全ての方向にボールを動かせますか。

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最後に一つ質問します。

(A)と(B)の車があった場合、どちらが便利だと思いますか。

(A)一つ目は、右折(右に曲がる)するには左座席のハンドルで曲がらないといけない。左折(左に曲がる)するには右座席に移動してハンドルを回さないといけない。直進は、どちらのハンドルでもできるという車。

どちらかのハンドルで、をどちらのハンドルでもに修正。

(B)二つ目は、右折も左折も直進も一つのハンドルでできる車。

私は(B)の車が便利だと思います。

(5)ゆっくりだと(A)の車でも何とか運転できるでしょうが、スピードが出ている場面や、左右のカーブが多い場面では(A)の車だと危険です。カーブで曲がりきれずに崖に落ちてしまったり、ハンドルを切るのが遅れてガードレールにあたったりしてしまいそうだからです。私なら迷わず(B)の車を選びます。

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私が(A)の車の話で何を伝えたいか。

(A)の車はインサイドキックやインステップキックを両足で蹴ることが出来るが、アウトサイドキックが出来ない人のたとえ。

(B)の車は利き足でインサイド、インステップ、アウトサイドと、全ての方向にボールを動かせる人のたとえ。

少し上にある(5)の文章を少し変えて読んでみてください。 (A)の車のハンドルを自分の足(右ハンドルは右足、左ハンドルは左足)に、「左右のカーブが多い場面」を相手DFを交わす場面に、「崖に落ちる」とはラインを割る、「ハンドルを切るのが遅れてガードレールにあたる」をシュートを撃つまでに時間がかかり、撃ったころには相手DFにブロックされるに。

これで、伝わりやすくなったのではないでしょうか。

(5)の文章を上の単語に変えると、

(6)ゆっくりだと両足を切り替えても間に合うが、ボールや走るスピードが速い場合や、相手を交わさないといけない場面だと、未完成な足(アウトサイド側にボールを運べない足のこと)では苦しい。ドリブルで曲がりきれずにラインを割ったり、未完成なためにシュートを撃つまでに時間がかかり相手DFの足にシュートがブロックされてしまう。

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上の車を人の足で描くと下の絵のように。

右の絵(青の線の方)に(B)と入れるのを忘れた。

画像に(B)と描いた。

利き足でインサイド、インステップ、アウトサイドで左右に蹴ることが出来るようになってから、もう一つの足を練習すれば良いと思います。

私は、利き足で全部の方向に蹴れるようになったので、もう一つの足でも練習しました。

両方で、全ての方向に蹴れるようになれば、精神的な余裕が生まれプレーにも良い影響が出ると思います。利き足だけでも全ての方向に蹴れるならかなりの自信になります。

アウトサイドキックでも、アウトフロントキックでも構いませんが、ゴロのシュートで狙った場所に蹴れれば問題ありません。

ブラジルのロナウドのようなシュートと言えば伝わるでしょうか。アウトの場合はゴロのシュート程度で十分です。

挑戦してみると分かると思いますが、結構簡単にできると思います。

練習するのではなく、遊びながらやると良いですよ。

楽しみながらやる方が上達が早くて、苦痛にならないと思いますので。

そういえば、明日日本代表の試合がありますね。

日本頑張れ。

このブログは日本代表と日本人選手を応援しています。

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この記事は2010-06-18 20:05:06サッカーボールと釣り針で公開されたものをここに移動したものです。
保管日(移動日)は2019-08-01


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サッカーボールと釣り針(元記事)での公開日 2010-06-18 20:05:06
カテゴリ サッカー
保管庫での公開日 2019-08-01

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Author:tomu
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